7月19日「夕刊フジ」22面記事「夏バテ対策」より

【海藻類の一種ミドリムシで免疫力アップ!】
 猛暑の中、ひときわ体力の消耗が激しいプロ野球界で、ある選手が勝利の秘訣として挙げたのが「ミドリムシ」。
えっ、ムシ?! 実はサプリメントなのだが、夏バテ対策のひとつのアイテムとして今、注目されつつあるのだ。

【59種類の栄養素】
 空飛ぶ虫を想像していたら、「ミドリムシといっても虫ではありません。海藻類の一種です」と、サプリメントに詳しい統合医療ビレッジ・プルミエールクリニックの松島修司医師が説明する。
 顕微鏡でしか見えない小さな生き物で、植物と動物の両方の性質を持つ。その栄養面から食料として世界的な研究が進められ、米国NASAも注目したという。水辺のどこにでもいるミドリムシだが、2005年に世界で初めて、東大など日本の大学とメーカーがタッグを組んで食品化に成功。そのサプリメントが売上げを伸ばしている。
「ミドリムシのサプリメントには、人間が生きるために必要な59種類の栄養素がバランスよく入っています。また、細胞壁がないため、コレステロールや重金属など人間の身体に不要なものを吸着し、排出する作用もあり、食生活が乱れた人に向いているのです」と松島医師。そんなミドリムシが夏バテに、どう作用するのか。

夏ヤセも夏太りも原因は体内バランスの崩れ

【夏太りでバテる】
 夏ヤセの人には、栄養補給が必要なのは当然だが、夏太りの人は不要のように思える。栄養は十分。それなのに、ミドリムシでの栄養補給が必要なのだろうか。
 「もともと食生活が乱れて太っている人は、皮下脂肪から身体に悪影響を及ぼすホルモンが出て、太りやすい体質になっています。体内のさまざまなバランスが崩れているため、夏太りになるだけでなく、夏バテになりやすいのです。そのバランスを整えるために、ミドリムシは役立ちます」(松島医師)
 太っている=体力があるという考えは誤りで、疲労の回復力や免疫力は低下しやすい。自律神経も乱れることで寝付きも悪くなるそうだ。結果として、体力は消耗し続けて夏バテになるという。
 一方、食べてもヤセてしまう人は、自律神経の乱れと免疫に関係した物質の過剰な作用で、腸からの食べ物の吸収が悪くなっているという。
 「夏ヤセも夏太りも、体内のバランスが悪いことに変わりはありません。猛暑では、自律神経が乱れやすいのでバランスも崩しやすい。夏バテを解消するには、体内のバランスを考えていただきたい」(松島医師)

【昼食で免疫を上げる】
 猛暑だけでなくサマータイムで生活習慣が乱れ、睡眠時間や食事時間も、従来とは異なりやすい。体内バランスは乱れやすいだけでなく、それを整えるのも難しい。どうすればよいのか。
 「毎食ごとに1つ食材を加えることで、バランスを整えることは可能です」(松島医師)
 そのチェック項目を別項に挙げてみた。中でも、夏バテを誘発する免疫力の低下は午後から夜に掛けて起こりやすいという。
 「昼食のときに免疫力を上げるために、栄養補給のミドリムシのサプリメントも大いに役立ちます。最近は、海藻の一種・フコイダンも加えたミドリムシのサプリメントもあります。どちらも免疫バランスを整えるので、上手に活用してみてください」(松島医師)
 食生活の乱れは、なかなか改善するのが難しい。しかも、見直すのは結構面倒。時にはサプリメントの力を借りて、夏バテに立ち向かってみるのもよいかもしれない。

☆夏バテ予防法チェック

7月19日「夕刊フジ」22面記事「夏バテ対策」海藻類の一種ミドリムシで免疫力アップ!夏ヤセも夏太りも原因は体内バランスの崩れ
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